ヒートマップを使ったLPO施策


LPは作って広告を回せばそれでおしまいというわけではありません。

 

どんなに「これが売れるだろう」「これは読まれるだろう」と思って作ったLPであっても

それはあくまで作り手の主観でしかありません。

 

答えは市場にあります。

 

熟練のマーケターであっても完全に狙ってヒットが出せるわけではなく

常に市場の反応を見て改善を繰り返しています。

 

まずは市場に出す、そして反応を見ながら最適化をする

そうすることでようやく狙った目標を達成することができます。

 

当方では、そうしたお客様のプロモーションにコミットすべく

「ヒートマップ」というツールを使用したLPO施策を実施し、読者に対してLPを最適化していくことで、より「しっかりと読まれるLP」をご提案して参ります

パパッと読める目次

LPO施策とは

LPOとはLanding Page Optimization(ランディングページ最適化)の略で

ランディングページの離脱率を下げたり、コンバージョンに繋がるように

LPの反応を見ながら適宜ページ調整していく施策を指します

 

冒頭でも解説したように、LPというのは1発で大当たりするページを作るのは至難の技です。

 

これがいいと思って出稿したLPが、蓋を開けてみたら実は当たらなかったということは多いです

読者の反応に合わせてLPを最適化をしていくことで

より成果につながるLPへと育てることができます。

 

プロモーションの成否やCVR(コンバージョン率)を上げることを

LP「デザイン」だけで担保することは正直難しいです。

 

プロモーションの成否を決めるのはあくまで、コンセプト(商品)とコピーライティングが8割であり、さらにターゲティングや広告のスキルなど、さまざまな要素が絡みあってくるため

 

それらを全てLPの「デザイン」でコントロールすることは不可能だからです。

 

しかし、そのLPが「読まれるかどうか(精読率)」についてはデザインが大きく寄与するところであります。

 

先にもお伝えしたとおりプロモーションを左右するのはコンセプトとコピーライティングが8割です。

しかし、そのライティングが読まれていなければ結局ゼロと変わりません。

 

 

プロモーションにおいてある程度の精読率が担保されているLPがあることのメリットは大きいです。

ヒートマップツールとは

ヒートマップツールとはLPのどこが読まれているか、どこで読者は離脱してしまっているかなどの情報を視覚的に分析できるツールのことです。

 

このツールを用いて、読者の反応を見ながら仮説を立て

 

LPの改善案をご提案してまいります。

見るべき部分は主に熟読率と離脱ポイント

ヒートマップを用いたLPOにおいて注目すべき点は、LPの離脱率と熟読率の2つです。

 

下記で詳しく解説していきます。

離脱ポイントについて

まず見るべきポイントは「離脱ポイント」です。

 

読んでいて読者が不自然なポイントで離脱をしていないかチェックし

そうした離脱ポイントがあれば原因を考察して改善をしていきます。

 

例えば、離脱が起こりやすいポイントでいうと、1スクロールの画面が文字だけになってギュッと詰まった印象のデザインになっているところや

急にセクションのトンマナが変わってしまっているところなどで離脱が起こるケースはが多いです。

 

ただ、この離脱がCTA(ボタンやフォームなど)で起きているなら問題ありません。

 

LPの目的はCVさせることなので、ボタンで離脱が起こっているのであればむしろいい傾向です。

 

なので、結論としては「ボタン以外で大きな離脱が起きていないか」

 

こちらを検証し、改善していきます。

熟読率について

次に熟読率についてです。

 

熟読率について見るべき点は、全体の有効熟読率と

LPの中で特に読ませたい部分が読まれているか?です。

 

有効熟読率というのは、LPにアクセスをしてきた人のうち何%がしっかり読んでるのかを示す指標です。

 

もちろん商材やジャンルによって数値は変わってくるのですが

平均的な数値を下回っていないかをチェックします。

 

あくまで大体の目安ですがメールアドレス取得用のオプトインページで約5%

登録後の説明会の誘導ページなどで10%くらいあれば「読まれている」と判断できます。

 

次に、読ませたいポイントでしっかりと熟読されているかを詳細に見て検証していきます。

 

LPで特に伝えたい内容や、USP、特典の部分、そしてボタン周り

この辺は読者の購買意欲につながる部分であり、読みとばしがあってはいけない部分です。

 

 

このように、LP全体を通してしっかりと読まれているかを検証し改善をしてまいります。

まとめ

冒頭でも述べましたように、ランディングページは作って広告出稿すればそれでおしまいというわけではありません。

 

その後に反応を見て最適化をすることでより大きな効果を期待することができます。

 

重ねてにはなりますが、プロモーションにおいて、その成否を決めるのはコンセプトとコピーライティングです。

 

しかし、LPのデザインが悪ければ、そのコピーが効果を発揮することはありません。

 

プロモーションにおいて一定の精読率が担保されたLPがあることは大きなメリットとなります。

 

私共はLP制作を「刀鍛冶」のような仕事だと捉えております。

プロモーションを行う「侍」の方々にしっかりとした切れ味のある「刀(LP)」をお届けするのが私共の仕事です。

 

 

ぜひ、貴社のプロモーションの一助となれましたら幸いです。