こんにちは^^ランディングページ専門デザイナーの菅谷です!ランディングページを作りたいと考えた場合、いろんな方法はあると思いますが大きく分けると下記の2つになります・ペライチなどのツールを使用して自作する・私のようなプロのデザイナーに制作を依頼するこの2つです。最近は色んなツールが出てきているので専門知識がなくてもちょっとしたLPは作れてしまいます。では、そのような中なぜ私たちのようなLP専門デザイナー依頼が集中してくるのか。もしかしたらポジショントークのように聞こえてしまうかもしれませんがこの記事では、我々LP専門デザイナーがLPを作成する意義についてお話していきたいと思います^^ サクッと読める目次 LPの役割はCVさせること まずは前提ですがLPの役割とは何でしょうか?中には認知獲得やブランディングのためのLPもありますがそんなものは広告費が潤沢にある大手企業の戦略であり基本的に私たちのような個人事業主や中小、零細企業の使うLPはとにかく「売り上げを上げること」です。売り上げというのは下記のような公式で求められます。売り上げ=集客数×成約率×商品単価×購入回数この「成約率」の部分を担っているのがLPであり成約率の高いLPは単純に優秀だよね、という話になります。 デザイン次第でCV率は大きく変動する さて、このLPですがLPのCV率はデザインによって大きく変動します。例えば、文字の読みやすさ、目に入ってくる順番、登録ボタンのわかりやすさなどこうしたものがしっかりと計算されているものはCV率が高くなりますしそうで無いものは、CV率は低くなります。基本的に広告というのはお客様にとってはノイズです。そのノイズをわざわざお客様が「わかりにくいし読みにくいけど理解しよう」というスタンスで見てくれることは稀です。なので、読みにくいページ、見づらいページ、ダサいデザインというのは容赦無くブラウザバックされてしまうでしょう。そのため、お客様の認知コスト下げ、なおかつ魅力的で惹きつけるデザインが必要になってくるのです。 CVRが0.5%上がる意味 ここまでで、LPの役割やデザインの重要性についてお話してきました。さらにここから話を深堀りしていきたいと思います。 売り上げが上がる LPでCV率が上がることの意味ですがもちろんシンプルに売り上げが上がります例えば、単価が50万のビジネス塾を販売しようとしたとします。広告予算が100万円として仮に100人にアプローチをしてオプトインのCVRが0.25%、登録後の成約率を15%と仮定したときに下記のような計算式になります。25人×15%×500,000×1=187万5000円オプトインページから登録して、その後のオファーで15%の人が50万円の商材を購入してくれると、売り上げは187万5000円になるよね、っていうことです。実際は25人を集めるのに100万円使っているので、利益は87万円ということになります。さて、では、例えば仮に月商を750万円(4倍)まで上げたいと考えた場合を考えてみましょう。単純に算数の問題ですので・集客数・成約率・商品単価・購入回数この中の何かの数字を4倍にすれば売り上げ4倍になります。ですが、基本的には50万円の塾を4倍の200万で売ることや、50万円の塾に4回連続で入塾することは現実的ではありません。したがって戦略としては・今よりも4倍の集客をするか・今よりも4倍の成約率を高めるのかのどちらかになると思います。と、なると、仮にこの獲得コストのまま(LPを変えずに)4倍の売り上げを上げようと思ったら、単純に広告費が4倍かかるという計算になります。750万-400万=350万が粗利ということになりますよね。では、このLPを「ちゃんと反応率を意識してデザインを作れるデザイナー」が制作しCVRが0.5%上がったと考えてみましょう。たったの0.5%です、ちゃんと作れば上がります。すると100×0.5=50人50人×15%×500,000×1=375万円(売り上げ)375-100万円=275万円(利益)というように、単純に売り上げと利益が上がることがわかります広告予算を倍にするより、商品単価を倍にするより、倍の回数購入してもらうよりはるかに簡単に売り上げが上がります。 CPAが下がる そして別の見方もできます。それがCPA(顧客獲得コスト)が下がるということです。どういうことでしょうか下の表はCV率、広告費、クリック率などをまとめた表になりますここで注目すべきなのはCPAです。CPAとは1リスト(顧客)を獲得するのにかかった金額のことです。CVR=0.25%のLPを使用してリストを取った場合、1リストを取るのに40000円のコストがかかっていますが、CVR=0.5%のLPを使用してリストを取った場合は1リストを取るのに20000円で済んでいます当たり前の話なのですが(笑)CVRが高ければ高いほど、CPAは下がるので、より効率的に集客ができるというわけなんですね。これはどういうことかというと、同じだけの売り上げを立てようと思った時に広告費を浮かせることができるということです 事業への再投資ができる では、この浮いた広告費をどうするか広告費浮いたわーいと言って、そのまま無駄使いしては意味ないですよね。浮いた広告費は事業に再投資ができますよね。さらに広告を回して獲得数を伸ばしたり、商品開発に注ぎ込んでLTVを伸ばしてもいいそのようにして再投資していくことで事業を拡大していくことができます。 青汁王子の成り上がり戦略 実はこの戦略って青汁王子こと三崎社長が青汁販売で使った手法なんです(追記)三崎さんはこの方法で国税に入られるくらいの収益を上げるようになりましたw まとめ:広告にお金をかけてLPにお金をかけないのは貴族の遊びである さて、いかがでしたでしょうか?ここまでお読み頂いて、事業を行う上でLPがいかに重要なものかということがお分かり頂けたのではないかと思います。先にも述べた通り、収益は売り上げ=集客数×成約率×商品単価×購入回数このようになります。この中で、収益をさらに上げようとした場合マーケティングの起点になるLPを改善するのが一番効率的で威力があります。インターネットで物を売る事業をしている人で、LPに力を入れていない人はいません多くの企業さまは広告費にお金を注ぎ込みますが、LPは軽視しがちです。ただ、これは私からすると貴族の遊びに思えてなりません。LPが適当であると、せっかく注ぎ込んだ広告費をじゃぶじゃぶと溶かしてしまうことになります。ですが、しっかりとしたLPを作ることで、溶かすお金を最小限にして効率よく広告費を運用できます。実際に運用する広告費に比べたらLPの制作料金は大したことありません。少額の投資で中長期的に大きな利益が見込めるのがLPです。